朱塗りの酒樽のことで、祝い酒を持参した名残。 現在、多くの場合は「御酒肴料」として現金を包みます。

その昔、男性側が祝いの席へ酒肴の現物(祝樽に入ったお酒一升・雄雌対の鯛)を持参し、女性側が それを料理しておもてなしをしたと言われております。現在では現物を用意される方は少なく、お金を納める方が多くなっており、納めたお金は女性側が用意した祝膳に対するお礼の意味(男性側の食事代)として解釈されています。角樽を用意される場合のお包みする目安は、男性側の出席人数×1万円となります。

一般的に女性側で用意します。本来、男性側が結納品を持って女性側のご自宅を訪れ、女性側のご自宅ではお食事の支度をして待つという習わしがあります。
上記「御酒肴料」の意味合いから、会食の席にはお一人様一万円程度のご予算になるよう祝膳とお飲物を用意します。

■男性側：本人・・・略式礼服(紺色やグレーなどのダークスーツ。ネクタイ着用)
■女性側：本人・・・振袖または訪問着。スーツやワンピースなど。

当日精算でお願いしております。
■男性側・・・結納品、角樽。結納式開始前にご精算をしていただきます。
■女性側・・・受書、会食代。会食終了後、男性側をお見送りした後、ご精算をしていただきます。