2025.03.14 ニュース

穏やかなロビー空間に、新しい視点を灯すアート ~ヘラルボニーの色彩と創造が出会うホテルロビー~

JR東日本グループと株式会社ヘラルボニーは、誰もが暮らしやすい共生社会の実現に向けた活動の一環として、これまでさまざまな場面で共創に取り組んできました。
この度ホテルメトロポリタン盛岡では、盛岡駅前エリアという好立地を活用した文化発信に取り組むため、株式会社ヘラルボニーが創設した国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024」でJR東日本賞を受賞した「インドネシアの影絵」をロビーに展示し、多くの方にご覧いただける機会を創出いたします。
株式会社ヘラルボニーのアートは圧倒的な色彩と躍動感、既成概念にとらわれない自由さがあり見る人の心に新たな視点をもたらします。旅先でのひとときにインスピレーションと心を解き放つ体験を。アートが日常に溶け込むこのロビーで、ぜひエネルギーを感じてください。

概要

展示場所 ホテルメトロポリタン盛岡 本館1階ロビー
展示期間 2025年3月14日(金)~2025年12月31日(水)
※展示スケジュールは予告なく変更となる場合がございます。
展示作品 「インドネシアの影絵」
作家:岩瀬 俊一氏 / Shunichi Iwase

作品紹介

作品名:インドネシアの影絵(「JR東日本賞」受賞作品)

岩瀬 俊一 氏/やまなみ工房(滋賀県)

1973年生まれ。滋賀県在住。2008年から「やまなみ工房」に所属。ペンを用いて人物や動物等、モチーフが決まると彼独自の視点で余白を余すことなく、紙面全てにゆっくりと描き込んでいく。彼の内向的で真面目な性格が作品にも反映され描く線の一つひとつがとても丁寧で、まるで細い糸が絡み合っているかのように繊細に描かれる。日常では、ほとんど言葉も発することなく意見を求めても、顔を赤らめながら、か細い声で一言口にする程度しかない彼の作品からは、内に秘めた思い全てが放出され、訴えかける力強さに満ち溢れている。彼もまた自己を表現する術を作品制作に見出した1人であり、これからも彼の世界観は大きく広がっていくだろう。

【株式会社ヘラルボニー代表取締役Co-CEO 松田 文登 氏 コメント】
盛岡の玄関口であるホテルメトロポリタン盛岡のロビーという素晴らしい空間に、ヘラルボニー契約作家さんの作品を展示できることを心から嬉しく思います。JR東日本様とヘラルボニーは、単なるビジネスパートナーではなく、インクルーシブな社会の実現という共通のビジョンを共有し、これまで多くの場面で共に手を取り合いながら進んできました。その歩みの中で、私たちはアートという力を信じ、街を、そして人々をより良く、より温かい場所へと変えていく力があることを確信しています。私たちは、JRとともに、誰もが安心して暮らし、共に成長できるインクルーシブな街を作り上げていきたいと強く願っています。

■株式会社ヘラルボニー
「異彩を、 放て。」をミッションに、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指すクリエイティブカンパニー。障害のある作家が描く2,000点以上のアート作品をIPライセンスとして管理し、正当なロイヤリティを支払うことで持続可能なビジネスモデルを構築。ライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営をはじめ、企業との共創やクリエイティブを通じた企画・プロデュース、社員研修プログラムを提供するほか、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize」の主催など、アートを軸に多角的な事業を展開しています。2024年9月より海外初の子会社としてフランス・パリに「HERALBONY EUROPE」を設立。

会社名:株式会社ヘラルボニー / HERALBONY Co.,Ltd.
所在地:岩手県盛岡市開運橋通2-38(本社)、東京都中央区銀座2丁目5‐16銀冨ビル2階受付(東京拠点)
代表者:松田 崇弥、松田 文登

ホテルメトロポリタン盛岡は今後もアートを通じた文化発信や地元のクリエイティブな才能の発掘や連携を目的に、アートの持つ力や魅力を多くの方に伝える拠点となることを目指します。
創造性あふれるアートがもたらす特別なひとときをお楽しみください。

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